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1 日本中世史研究をめぐる知の交差   序論   ６－１９

黄霄龍／著 堀川康史／著

2 光と闇を越えて   日本中世史の展望   ２０－２８

トーマス・コンラン／著

3 韓国からみた日本中世史   「伝統」と「革新」の観点から   ２９－３９

朴秀哲／著

4 中国で日本中世史を「発見」する   ４０－５２

銭静怡／著

5 ドイツ語圏における日本の中世史学   ５３－６４

ダニエル・シュライ／著

6 英語圏の日本中世経済史研究   ６５－８４

イーサン・セーガル／著 坂井武尊／訳

7 女性史・ジェンダー史研究とエージェンシー   ８５－１００

河合佐知子／著

8 海外における日本中世史研究の動向   若手研究者による研究と雇用の展望   １０１－１１５

ポーラ・Ｒ．カーティス／著

9 在外日本前近代史研究の学統は描けるのか   ＣＯＬＵＭＮ   １１６－１２０

坂上康俊／著

10 イギリス滞在経験からみた海外における日本中世史研究   １２１－１２９

川戸貴史／著

11 もう一つの十四世紀・南北朝期研究   プリンストン大学での一年から   １３０－１４１

堀川康史／著

12 歴史翻訳学ことはじめ   英語圏から自国史を意識する   １４３－１５２

菊地大樹／著

13 ケンブリッジ日本学見聞録   研究・教育体制と原本の重要性   １５３－１６８

佐藤雄基／著

14 ドイツで／における日本中世史研究   １６９－１８０

田中誠／著

15 比較文書史料研究の現場から   ＣＯＬＵＭＮ   １８１－１８５

高橋一樹／著

16 日本で外国史を研究すること   中世ヨーロッパ史とイタリア史の現場から   １８６－１９４

佐藤公美／著

17 交錯する視点   日本における「外国史」としてのベトナム史研究   １９５－２０８

多賀良寛／著

18 日本でモンゴル帝国史を研究すること   ２０９－２１７

向正樹／著

19 自国史と外国史、知の循環   近世オランダ宗教史学史についての一考察   ２１８－２２９

安平弦司／著

20 中国における日本古代・中世史研究の「周縁化」と展望   ＣＯＬＵＭＮ   ２３０－２３５

王海燕／著

21 南基鶴『【カ】【マ】【ク】【ラ】　【マク】【プ】　【チョン】【チ】【サ】【ウィ】　【ヨン】【ク】』（『鎌倉幕府政治史の研究』）   ２３６－２４４

高銀美／著

22 Ｋａｗａｉ　Ｓａｃｈｉｋｏ，Ｕｎｃｅｒｔａｉｎ　Ｐｏｗｅｒｓ：Ｓｅｎ’ｙōｍｏｎ‐ｉｎ　ａｎｄ　Ｌａｎｄｏｗｎｅｒｓｈｉｐ　ｂｙ　Ｒｏｙａｌ　Ｗｏｍｅｎ　ｉｎ　Ｅａｒｌｙ　Ｍｅｄｉｅｖａｌ　Ｊａｐａｎ（河合佐知子『土地が生み出す「力」の複雑性－中世前期の荘園領主としての天皇家の女性たち』）   ２４５－２５７

亀井ダイチ利永子／著

23 Ｍｏｒｔｅｎ　Ｏｘｅｎｂｏｅｌｌ，Ａｋｕｔō　ａｎｄ　Ｒｕｒａｌ　Ｃｏｎｆｌｉｃｔ　ｉｎ　Ｍｅｄｉｅｖａｌ　Ｊａｐａｎ（モーテン・オクセンボール『日本中世の悪党と地域紛争』）   ２５８－２６７

堀川康史／著

24 Ｍｏｒｇａｎ　Ｐｉｔｅｌｋａ，Ｒｅａｄｉｎｇ　Ｍｅｄｉｅｖａｌ　Ｒｕｉｎｓ：Ｕｒｂａｎ　Ｌｉｆｅ　ａｎｄ　Ｄｅｓｔｒｕｃｔｉｏｎ　ｉｎ　Ｓｉｘｔｅｅｎｔｈ‐Ｃｅｎｔｕｒｙ　Ｊａｐａｎ（モーガン・ピテルカ『中世の遺跡を読み解く－十六世紀日本の都市生活とその破壊』）   ２６８－２７９

黄霄龍／著

25 Ｔｈｏｍａｓ　Ｄ．Ｃｏｎｌａｎ，Ｓａｍｕｒａｉ　ａｎｄ　ｔｈｅ　Ｗａｒｒｉｏｒ　Ｃｕｌｔｕｒｅ　ｏｆ　Ｊａｐａｎ，４７１－１８７７：Ａ　Ｓｏｕｒｃｅｂｏｏｋ（トーマス・Ｄ・コンラン『サムライと日本の武士文化：四七一－一八七七　史料集』）   ２８０－２９０

佐藤雄基／著

26 新ケンブリッジ・ヒストリー・オブ・ジャパンについて   ＣＯＬＵＭＮ   ２９１－２９６

ヒトミ・トノムラ／著