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環世界の人文学

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タイトルコード 1000000891827
書誌種別 図書
著者名 石井美保／編著
岩城卓二／編著
出版者 人文書院
出版年月 ２０２１．３
ページ数 ４７７ｐ
大きさ ２２ｃｍ
ISBN 978-4-409-04115-4
分類記号 041
書名 環世界の人文学　
書名ヨミ カンセカイ　ノ　ジンブンガク
副書名 生と創造の探究
内容紹介 温暖化や感染症など、生きる基盤である地球が揺らいでいる現代、人間の生の営みはどう変わるのか。哲学、文学、人類学、建築、歴史など、さまざまな分野の研究者たちが、変転しつづける環世界と人間の関係を追う。
著者紹介 京都大学人文科学研究所准教授。著書に「精霊たちのフロンティア」など。


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No. 所蔵館資料番号請求記号配架場所帯出区分状態 貸出
1 県立図010173144041/470/ 一般開架帯出可在庫 ○

内容細目

1 ユクスキュルにとっての＜環世界＞   人間・認知・外の世界   １７－３５
田中祐理子／著
2 ユクスキュルの「問い」と「方法」   円環と螺旋の自然学   ３７－５９
松嶋健／著
3 イマージュ・アニマル   哲学的動物論と環世界   ６１－８０
森本淳生／著
4 まなざしの環世界   「見る」と「見られる」のキアスム   ８１－１０４
立木康介／著
5 「人間以後」のエコロジー哲学   １０５－１２４
篠原雅武／著
6 震災後文学の動物と書き直し   中森明夫、川上弘美、古川日出男のテクストを中心に   １２５－１４３
ホルカ・イリナ／著
7 人間が「ごみ」になるとき   ベケット的想像力のゆくえ   １４５－１６５
大浦康介／著
8 ライプニッツの種の絶滅の概念と、不滅に向かう世界について   コラム　１   １６７－１７１
山崎明日香／著
9 あらたな環世界をひらく   そして人類学者は腹を下す   １７５－１９１
松村圭一郎／著
10 多元世界としての森を生きる   インド・西ガーツ山脈における自然保護と在来性   １９３－２１７
石井美保／著
11 太陽・土・廃棄物   絡まり合いとしての建築   ２１９－２４０
能作文徳／著
12 食現象の脱領域的考察   分解の円環の中で   ２４１－２５８
藤原辰史／著
13 神・米・霊魂   柳田國男と折口信夫の循環論   ２５９－２８３
岡安裕介／著
14 粘菌鏡検   南方熊楠による「世界一般」への潜入   ２８５－３０４
唐澤太輔／著
15 ゾンビの軌跡   コラム　２   ３０５－３１０
田中雅一／著
16 地域環境史の自然観論   琵琶湖産フナ属のコード化をめぐって   ３１３－３５０
橋本道範／著
17 食糧危機は天災なのか   日本近世の飢饉研究の新視点   ３５１－３６８
武井弘一／著
18 たたら製鉄と百姓成立   近世百姓の生業を考える   ３６９－３９４
岩城卓二／著
19 村のいしぶみから見た生活用水をめぐる日常史   中国河南・山西・河北の井戸とため池の事例をもとに   ３９５－４１６
井黒忍／著
20 過去を生きた「病む身体」   病をめぐる学生との対話の記録から   ４１７－４４４
池田さなえ／著
21 炭坑化する世界   空気を満たすテクノロジー   ４４５－４６２
瀬戸口明久／著
22 溶ける主体   環世界のデカダンス   ４６３－４６７
近藤秀樹／著
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