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1 序説・万国博覧会という、世界を把握する方法   ３－４３

佐野真由子／著

2 万国博覧会と「ピアノ」の誕生   ４５－６０

井上さつき／著

3 新興産業としての七宝業と博覧会   技芸と技術と近代工芸   ６１－７９

武藤夕佳里／著

4 勧農開物翁の幕末・明治   田中芳男と博覧会・博物館   ８０－９６

沓名貴彦／著

5 万国博覧会とオスマン帝国人の世界観   ９７－１１４

ジラルデッリ青木美由紀／著

6 渋沢栄一と万国博覧会   パリ万博（一八六七年）からパナマ太平洋万博（一九一五年）まで   １１５－１２９

関根仁／著

7 国際博覧会の歴史に博覧会国際事務局（ＢＩＥ）が果たした役割   １３１－１４６

岩田泰／著

8 フランスと一九二八年国際博覧会条約   １４７－１５９

寺本敬子／著

9 紀元二六〇〇年記念日本万博の計画とその周辺   一九三〇年代の国際博覧会日本展示をめぐる連続性   １６０－１９０

増山一成／著

10 戦時宣伝と写真壁画   山端祥玉と一九三九年ニューヨーク万国博覧会の《躍進日本》を中心に   １９１－２０７

白山眞理／著

11 万博日本館にみる「展示デザイン」の変遷   ２０９－２２４

執行昭彦／構成・執筆 森誠一朗／構成・執筆 岸田匡平／構成・執筆

12 ポストコロニアル時代のアイデンティティ・ポリティクスと万国博覧会におけるフィリピン館一九五八〜一九九二   ２２５－２３９

エドソン・Ｇ．カバルフィン／著

13 モントリオールの困惑   一九六七年博の日本館展示問題   ２４０－２４２

市川文彦／著

14 大阪万博への飛翔   コラム   ２４４－２４５

清水章／著

15 一九七〇年大阪万博の基本理念   「万国博を考える会」による草案作成の背景と経緯   ２４６－２６５

五月女賢司／著

16 昭和天皇と万国博覧会   ２６６－２８１

牧原出／著

17 リニアと原爆   大阪万博日本館における科学技術展示の生成   ２８２－２９６

有賀暢迪／著

18 大阪万博における企業パビリオンのブループリント   ２９７－３１０

飯田豊／著

19 一九七〇年日本万国博覧会における仏教的造形物の役割   ３１１－３２２

君島彩子／著

20 一九七〇年キリスト教界における戦後主体性論争   大阪万博キリスト教館と万博反対運動   ３２３－３３４

増田斎／著

21 建築家と万国博覧会   ＥＸＰＯ’７０の黒川紀章から考える   ３３５－３４７

井上章一／著

22 一九七〇年日本万国博覧会の先進性と評価をめぐって   産業技術史の視点から   ３４８－３６８

橋爪紳也／著

23 万博に戦後史を読む   沖縄海洋博（一九七五年）を中心に   ３６９－３８６

堺屋太一／述 牧原出／聞き手 佐野真由子／聞き手

24 沖縄国際海洋博覧会と沖縄観光   ３８７－４００

神田孝治／著

25 展示装飾業からディスプレイ業へ   大阪万博前後からの展開   ４０１－４１５

石川敦子／著

26 万国博覧会に関する来場経験者の長期記憶   モントリオール、大阪、バンクーバー、ブリスベン、愛知の万博を題材に   ４１６－４２７

清水寛之／著 デイヴィッド・アンダーソン／著

27 上海万博の「セルヴィス・ルソー」   グローバル・アート・ヒストリーへの階梯   ４２８－４３０

鵜飼敦子／著

28 物語作りとデザイン   ミラノ万博   ４３１－４４７

ウィーベ・カウテルト／著

29 博覧会の「ゆきさき」を考える   博覧会をつくる現場から   ４４８－４５８

澤田裕二／著

30 万博における中国要素（プレゼンス）   ４５９－４７８

江原規由／著

31 万国博覧会の遺産としての博物館   夢の後始末をめぐって   ４７９－４９５

中牧弘允／著

32 近代博から現代博への運営システム転換一八五一〜二〇一七   褒賞制・売却制・展示法に映った＜世界＞   ４９６－５１９

市川文彦／著