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1 融合（Ｆｕｓｉｏｎ）   韓国文化をめぐる仮説   １２－２６

中西進／著

2 漢文訓読は解釈・翻訳なのか〓   『論語』学而「有朋自遠方来」の訓読再考   ２７－４０

古田島洋介／著

3 軽太子と衣通王   『万葉集』の視点、周作人の視点   ４１－５５

井上さやか／著

4 『遊仙窟』の贈答詩   中国少数民族の対歌習俗から考える   ５６－７０

曹咏梅／著

5 人心を見守る目   吉備真備の学んだ兵法   ７１－８４

西地貴子／著

6 『源氏物語』桐壺巻「あやしきわざ」考   ８５－１００

毛利美穂／著

7 『三国遺事』に探る弥勒像の成立   「新羅花郎」を媒介として   １０１－１１９

山田直巳／著

8 常世は何処か   古代中国の江南地方を仮説として   １２０－１３６

王凱／著

9 『毛詩』課本劇謡曲「周南」考述   １３８－１６２

王暁平／著 曹咏梅／訳

10 日中韓国文学における王献之「青氈」逸話の受容   １６３－１７３

丹羽博之／著

11 大伴家持と漢詩文   安積皇子挽歌と「反対」   １７４－１９１

塩沢一平／著

12 立山二賦の成立   家持と池主の越中賦をめぐって   １９２－２０６

鈴木道代／著

13 「達哉楽天行」の詩境   『荘子』の「達生」及び馬祖禅の「達道」の「達」との関連   ２０７－２２３

波戸岡旭／著

14 菅原道真の対句・数詞表現について   安倍興行との間に用いられた対句および数詞、故実のいくつかを通じて   ２２４－２４５

佐藤信一／著

15 象潟の風景   芭蕉の西施の句をめぐって   ２４６－２６３

新間一美／著

16 近世俳諧と白居易諷諭詩   『蠧集』第三歌仙発句考   ２６４－２８１

安保博史／著

17 『嵯峨日記』の「夢」論をめぐって   ２８２－２９６

塚越義幸／著

18 二葉亭四迷の選択   その選択を支えた漢学と外国語   ２９７－３１３

渡邊晴夫／著

19 近現代日本作家の「仮名文学」としての漢詩   夏目漱石・井伏鱒二・加藤周一の漢詩受容   ３１４－３３４

彭佳紅／著

20 韓国近代作家盧天命の作品「下宿」考察   翻訳された日本語の作品との比較を中心として   ３３５－３４８

朴美子／著

21 世間の無常を厭へる歌   僧中の古歌をめぐって   ３５０－３６３

大谷歩／著

22 日本における『金剛般若経』信仰と霊験記の普及   『金剛般若経集験記』と古代日本   ３６４－３８０

山口敦史／著

23 奇異について   ３８１－３９３

辰巳正明／著