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1 記録映画『阿賀野川』（仮）のテーマならびに志向するもの   『阿賀に生きる』制作ノートより   ６－９

2 日常を撮る   映画『阿賀に生きる』を撮り終えて   １０－１５

3 『阿賀に生きる』考   寄稿   １６－１９

赤坂憲雄／著

4 映画の中の表情の輝き   ２０－２６

5 不確かで脆い空気感   ２７－２８

6 世界をありのままに描く   青年団・平田オリザについて   ２９－３１

7 一番遠いリアル   寄稿   ３２－３５

平田オリザ／著

8 佐藤真との「ご縁」   寄稿   ３６－４０

想田和弘／著

9 強力な引力をもつ小川紳介の太陽系   ４１－４５

10 佐藤真のこと   寄稿   ４６－５０

森まゆみ／著

11 佐藤真さんに出会った頃の思い出   寄稿   ５１－５３

佐藤丹路／著

12 『阿賀に生きる』と『阿賀の記憶』   寄稿   ５４－６０

小林茂／著

13 往復書簡   ６１－７４

佐藤真／著 小林茂／著

14 水俣から阿賀へ   座談会   ７５－１００

香取直孝／述 小林茂／述 旗野秀人／述 山上徹二郎／司会

15 我子の出産を撮りながら考えたこと   １０２－１０９

16 バカと言いたくなる。そして悔しい。今も切ない。   寄稿   １１０－１１３

森達也／著

17 作り手はアクションを起こすしかない！そして八年後。   寄稿   １１４－１１７

松江哲明／著

18 ライバルになり損ねた佐藤真と私   寄稿   １１８－１２２

原一男／著

19 子供のための映画   １２３－１２５

20 もって生まれた性格   １２６－１２７

21 父について   寄稿   １２８－１３０

佐藤澪／著

22 大きな背中と、お腹   寄稿   １３１－１３３

佐藤萌／著

23 あらゆる芸術家は不幸である   洲之内徹をめぐって〜映画『まひるほし』を撮りながら   １３６－１４７

24 花子   １４８－１５０

25 なにかが過剰であること   映画『おてんとうさまがほしい』に寄せて   １５１－１５３

26 「ほし」はどこからやってくるのか   佐藤真とまひるの映画   １５４－１５７

椹木野衣／著

27 ドキュメンタリー映画はアートである   寄稿   １５８－１６１

秦岳志／著

28 写真の磁力   牛腸茂雄の＜不在＞を撮る『ＳＥＬＦ　ＡＮＤ　ＯＴＨＥＲＳ』   １６４－１７９

29 遍在するトウキョウを摑まえろ   １８０－１８２

30 佐藤真にとっての「写真の力」   寄稿   １８３－１８６

飯沢耕太郎／著

31 『阿賀に生きる』という光   寄稿   １８７－１９１

笹岡啓子／著

32 １９９０’ｓトウキョウ・スケッチ   １９２－２０８

佐藤真／撮影 飯沢耕太郎／構成

33 ＴＯＫＹＯ　１９９０’ｓ   佐藤真が遺した写真   ２０９－２１０

飯沢耕太郎／著

34 地上に新たな映像を   寄稿   ２１１－２１５

諏訪敦彦／著

35 脳髄の痛みに向き合った希望の書   『遠い場所の記憶　自伝』エドワード・Ｗ・サイード著　中野真紀子訳   ２１８－２２３

36 声の共振を求めて   『エドワード・サイードＯＵＴ　ＯＦ　ＰＬＡＣＥ』を撮って   ２２４－２２６

37 サイード不在のニューヨークへ   寄稿   ２２７－２３１

ジャン・ユンカーマン／著

38 サイードに倣いて   寄稿   ２３２－２３７

四方田犬彦／著

39 Ｔｈｅ　Ｏｔｈｅｒ　Ｖｏｉｃｅ   佐藤真の記憶に   ２３８－２４２

八角聡仁／著

40 サイードの声   寄稿   ２４３－２４９

大倉宏／著

41 絶望的なくらい矛盾に満ちた姿そのものを提示するのが映画の目的   インタビュー   ２５０－２７０

マーク・ノーネス／聞き手

42 ぼくら、二〇世紀の子供たち   ２７２－２７４

43 大津幸四郎第一回監督作品『大野一雄　ひとりごとのように』に寄せて   或いは七三歳のベテランキャメラマンがいかにして監督デビューを飾りしか   ２７５－２８２

44 私のドキュメンタリー・ベスト１０   ２８３－２８６

45 デジタルカメラの思想   ２８７－２８８

46 前夜の友   寄稿   ２８９－２９２

港千尋／著

47 ドキュメンタリーの哲学（仮）   ２９４－２９９

48 佐藤真をめぐる八章   論考   ３００－３１３

萩野亮／著

49 佐藤真の遺言   寄稿   ３１４－３１７

林海象／著

50 未踏の地“映画の起源”を目指して散った“マコちゃん”   インタビュー   ３１８－３２４

小林三四郎／述

51 “師”としての佐藤真   座談会   ３２５－３３６

石田優子／述 山本草介／述 奥谷洋一郎／述

52 「不在」に留まり、世界を見る。   『Ｅｖｅｒｅｔｔ　Ｇｈｏｓｔ　Ｌｉｎｅｓ＿Ｖｅｒｓｉｏｎ．Ｂ顔』「佐藤真の不在」を上演するということ。   ３３７－３５４

村川拓也／著