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文学の力とは何か

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タイトルコード 1000000508750
書誌種別 図書
著者名 佐藤泰正/著
出版者 翰林書房
出版年月 2015.6
ページ数 876p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-87737-384-9
分類記号 910.26
書名 文学の力とは何か 
書名ヨミ ブンガク ノ チカラ トワ ナニカ
副書名 漱石・透谷・賢治ほかにふれつつ
内容紹介 夏目漱石における<文学の力>とは何か。宮沢賢治の生涯を貫く闘いは何であったか。<文学の力>の何たるかを示すものは誰か-。長年にわたり文学探究に打ち込んで来た著者による約70篇の作家論、作品論をまとめる。
著者紹介 1917年山口県生まれ。早稲田大学文学部卒。梅光学院大学大学院客員教授。文学博士。著書に「蕪村と近代詩」「近代日本文学とキリスト教・試論」「文学と宗教の間」など。
件名1 日本文学-歴史-近代
件名2 日本文学-作家


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No. 所蔵館資料番号請求記号配架場所帯出区分状態 貸出
1 県立図009192360910.26/1480/ 書庫帯出可在庫 


内容細目

1 漱石における<文学の力>とは何か   9-24
2 宮沢賢治の生涯をつらぬく闘いは何であったか   25-44
3 <文学の力>の何たるかを示すものは誰か   漱石、芥川、太宰、さらには透谷にもふれつつ   45-63
4 文学における女性の勁さとは何か   漱石の作品を中心に   64-75
5 透谷と漱石の問いかけるもの   時代を貫通する文学とは何か   76-92
6 三島由紀夫とは誰か   尽きざる問いを巡って   93-111
7 松本清張一面   初期作品を軸として   112-126
8 一葉をどう読むか   『にごりえ』を軸として   127-142
9 『源氏物語』雑感   143-148
10 『こゝろ』から何が見えて来るか   漱石探求 1   151-165
11 『道草』をどう読むか   漱石探究 2   166-180
12 『明暗』をどう読むか   漱石探求 3   181-195
13 漱石における空間序説   初期作品を中心に   196-211
14 漱石その<方法としての書簡>   212-217
15 漱石の文体   218-222
16 漱石における時間   223-237
17 漱石における<自然>   238-256
18 漱石の描いた女性たち   257-262
19 <漱石を読む>とは   263-279
20 キリスト教文学の可能性   ひらかれた文学と宗教を求めて   283-300
21 透谷とキリスト教   <信>と<認識>、その対峙相関を軸として   301-314
22 近代日本文学とドストエフスキイ   透谷・漱石・小林秀雄を中心に   315-333
23 戦後の小林秀雄   その<宗教性>の推移をめぐって   334-349
24 山城むつみの評論を読んで   小林秀雄とその戦争の時『ドストエフスキイの文学』の空白   350-351
25 遠藤周作論二冊を読んで   上総英郎『遠藤周作へのワールド・トリップ』と山根道公『遠藤周作 その人生と「沈黙」の真実』   352-367
26 柴崎聰の石原吉郎論を読んで   石原吉郎詩文学の核心   368-370
27 中也と賢治   その<詩的血脈>をめぐって   371-376
28 戦争文学としての『趣味の遺伝』   379-394
29 戦後文学の問いかけるもの   漱石と大岡昇平をめぐって   395-410
30 近代文学とフェミニズム   411-413
31 文学における明治二十年代   414-420
32 ドストエフスキイと近代日本の作家   421-428
33 <文学における仮面>とは   429-432
34 <文学における道化>とは   433-437
35 <文学における表層と深層>とは   438-447
36 <文学における老い>とは   448-456
37 <文学における狂気>とは   457-462
38 言葉の逆説性をめぐって   463-468
39 <文学における変身>とは   469-473
40 <方法としての戯曲>とは   474-479
41 <異文化との遭遇>とは   480-487
42 <癒しとしての文学>とは   488-496
43 戦後作家と漱石における夢   「闇のなかの黒い馬」と「夢十夜」を中心に   499-513
44 宮沢賢治をどう読むか   「永訣の朝」を中心に諸家の論にふれつつ   514-531
45 遠藤文学の受けついだもの   漱石・芥川・堀・遠藤という系脈をめぐって   532-548
46 『沈黙』の終わりをどう読むか   闘う作家遠藤周作をめぐって   549-560
47 『沈黙』『黄金の国』再読   <神の沈黙>をめぐって   561-571
48 西方の人   マリアの原像を軸として   572-578
49 漱石・芥川・太宰をつらぬくもの   579-585
50 芭蕉・蕪村と近代文学   龍之介・朔太郎を中心に   589-605
51 近代詩と<故郷>   透谷・朔太郎・中也を中心に   606-620
52 近代詩のなかの子ども   八木重吉と中原中也   621-637
53 <批評>の復権、<文学>の復権   <近代文学の終り>という発言をめぐって   638-653
54 中原中也をどう読むか   その<宗教性>の意味を問いつつ   654-672
55 <語り>の転移   水上勉と芥川龍之介   673-688
56 三島由紀夫における<海>   689-701
57 堀辰雄のこと、「四季」のこと   702-704
58 私のなかの中原   705-707
59 吉本隆明さんのこと   708-710
60 吉本隆明さんから受けたもの   711-715
61 佐古純一郎さんのこと   716-718
62 中也のこと、透谷のこと   イヴ=マリ・アリュー氏の書評に応えて   719-726
63 共に生きて、生かされて   729-737
64 宮沢賢治の遺したものは何か   738-750
65 宮沢賢治とは誰か   その生と表現を貫通するもの   751-776
66 現代に生きる漱石   777-814
67 作家・作品の急所をどう読むか   漱石・賢治・太宰他に触れつつ   815-863
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