検索結果書誌詳細

1 夏目漱石『道草』   「神経衰弱」そして＜孤独＞からの超克   ７－２１

大本泉／著

2 主人公のパラノイア的症状   ２２－３０

吉條久友／著

3 谷崎潤一郎『青春物語』の恐怖症   ３１－４２

高橋広満／著

4 不安、制度、マゾヒズム   ４３－５１

二木文明／著

5 宇野浩二『蔵の中』のヒステリー症状   ５２－６５

千葉正昭／著

6 感情生活への医学的註釈   ６６－７２

吉條久友／著

7 岡本かの子のモダニズム的想像力   『老主の一時期』から『女体開顕』まで   ７３－８３

和田茂俊／著

8 老主の一時期   進まない時間   ８４－９０

井藤佳恵／著

9 井伏鱒二『遙拝隊長』   終わらない「帝国」の「戦争」を生きる   ９１－１０２

根岸一成／著

10 頭部外傷後の妄想形成   １０３－１１０

二木文明／著

11 古井由吉『杳子』   境域の杳子   １１１－１２１

藤木直実／著

12 杳子と自閉症   １２２－１３０

二木文明／著

13 有吉佐和子『恍惚の人』   痴呆症から認知症へ   １３１－１３９

大和田茂／著

14 認知症の家族の対象喪失と悲哀について   １４０－１４７

舘下一誠／著

15 井上ひさし『花石物語』   吃音症という鎧   １４８－１６３

五十嵐伸治／著

16 青春期と対人恐怖   １６４－１７２

二木文明／著

17 色川武大『狂人日記』   １７３－１８１

伊狩弘／著

18 狂人日記   果たしてナルコレプシーか   １８２－１８９

北條博史／著

19 南木佳士『阿弥陀堂だより』のパニック障害   １９０－２００

千葉幸一郎／著

20 阿弥陀堂だより   症状・薬・展望   ２０１－２０９

北條博史／著

21 奥田英朗『イン・ザ・プール』の大衆性   神経病文学における史的位置   ２１０－２２０

石川肇／著

22 物語から精神医学を考える   ２２１－２３０

舘下一誠／著

23 田口ランディ『コンセント』   光なき時代の苦悶   ２３１－２４０

岡野幸江／著

24 解離概念をめぐって   ２４１－２４９

二木文明／著

25 村上春樹『海辺のカフカ』   ２５０－２６２

今井清人／著

26 心的外傷と受動性   ２６３－２７１

二木文明／著

27 車谷長吉『飆風』   むき出しの「私」をえぐり出す強靱な意志   ２７２－２８２

佐野正人／著

28 強迫   生と死   ２８３－２９１

二木文明／著

29 村田喜代子『光線』   ２９２－３０３

後藤康二／著

30 がん宣告と心理   人称態から見る死と心理過程   ３０４－３１２

石出信正／著