検索結果書誌詳細

1 「貧の意地」と「大晦日は合はぬ算用」   １－１２

須田千里／著

2 大力   角力と戦争   １３－２１

高田知波／著

3 『新釈諸国噺』の扉の絵・「猿塚」生成の一面   ２２－３１

松本常彦／著

4 太宰は西鶴に勝利したのか〓   「人魚の海」と「命とらるる人魚の海」   ３２－４１

山田有策／著

5 太宰治「破産」に見る「はなし」の特質   ４２－５２

宮内淳子／著

6 青砥藤綱の文化イメージと「裸川」（『新釈諸国噺』）   ５３－６３

有元伸子／著

7 「義理」とその出典   先行研究をめぐって   ６４－７２

中丸宣明／著

8 「女賊」再読   ７３－８１

栗原敦／著

9 太宰治「赤い太鼓」と井原西鶴「太鼓の中は知らぬが因果」   ８２－９１

藤原耕作／著

10 太宰治「粋人」の＜すゐ＞   粋ほど愚痴なものはなし   ９２－１０２

須田喜代次／著

11 太宰治「遊興戒」論   「殺伐なけしき」の発見   １０３－１１２

小林幸夫／著

12 『新釈諸国噺』「吉野山」   １１３－１２１

佐藤義雄／著

13 「無題」（「青中月報」掲載）   戦時下の「学問」のすすめ   １２２－１２４

仁平政人／著

14 昭和一七年、芭蕉連句を茶化す   太宰治「天狗」の位相   １２５－１４０

青木亮人／著

15 ＜日本文学の伝統に根ざす＞ということ   １４１－１４６

溝渕園子／著

16 「春」をめぐって   １４７－１５１

中野和子／著

17 太宰治「返事」論   はにかむ＜無頼派＞の自家撞着   １５２－１６１

河野龍也／著

18 「津軽地方とチエホフ」覚え書き   １６２－１７２

岡村知子／著

19 太宰治「政治家と家庭」考   長兄への「お願ひ」、＜作家と家庭＞   １７３－１７７

高木伸幸／著

20 海   女子供と北の海   １７８－１８２

岡野幸江／著

21 太宰治「同じ星」覚え書   １８３－１８７

阿毛久芳／著

22 新しい形の個人主義   検閲を試験する   １８８－１９０

篠崎美生子／著

23 織田君の死   不在を語る言葉   １９１－１９６

尾崎名津子／著

24 連接する＜読み＞   太宰治「わが半生を語る」と嘉村礒多について   １９７－２０９

平浩一／著

25 太宰治「小志」   ２１０－２１２

棚田輝嘉／著

26 太宰治の「かくめい」   同人雑誌「ろまねすく」独語欄を検討して   ２１３－２１６

平澤信一／著

27 「小説の面白さ」小論   ＜まじめ＞さへの反語   ２１７－２２１

松下浩幸／著

28 賛辞と皮肉のあいだ   太宰治「井伏鱒二選集後記」   ２２２－２３３

滝口明祥／著

29 「徒党について」について   ２３４－２４０

北川秋雄／著

30 『高尾ざんげ』解説   豊島と太宰   ２４１－２４６

村田好哉／著

31 「黒石の人たち」とその周辺   ２４７－２５１

野口尚志／著

32 やはらかな孤独   ２５２－２５４

古郡康人／著

33 「如是我聞」の妙な二人称をめぐって   ２５５－２６８

阿部公彦／著

34 『晩年』の署名本   ２６９－２７６

川島幸希／著

35 横田俊一と太宰治   「太宰治作品表」とその周辺   ２７７－２８７

木村小夜／著

36 太宰治ビブリオグラフィー   二〇〇七〜二〇〇八   ２８８－３０７

山内祥史／編

37 「二十世紀旗手」評釈   ２   ３０８－３３０

斎藤理生／著

38 「ＨＵＭＡＮ　ＬＯＳＴ」評釈   ３   ３３１－３５８

山口俊雄／著