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1 ＜さまざまな怖ろしげなるものたち＞の図像化をめぐって   １４－３５

小松和彦／著

2 石燕妖怪画の風趣   『今昔百鬼拾遺』私注   ３６－５３

近藤瑞木／著

3 『婚怪草紙絵巻』、その綾なす妖かし   狐の嫁入り物語   ５４－８５

徳田和夫／著

4 妖怪図像の変遷   「片輪車」を中心に   ８６－１０３

今井秀和／著

5 「幽霊」の足   山東京伝の合巻における幽霊の図像分析と考察   １０４－１３３

桑野あさひ／著

6 上田秋成の初期妖怪小説について   老婆と猫の呪い   １３６－１４９

高田衛／著

7 所帯道具の化物   草双紙を中心に   １５０－１７１

アダム・カバット／著

8 残虐から幻妖へ   合巻に描かれた怪異   １７２－１８７

佐藤至子／著

9 上方落語の怪異空間   近世大坂・京都・江戸の都市空間認識   １８８－２１０

佐々木高弘／著

10 歴史的産物としての「妖怪」   ウブメを例にして   ２１２－２３５

木場貴俊／著

11 怨霊から妖怪へ   井上内親王伝説の軌跡   ２３６－２５１

大森亮尚／著

12 怨霊研究の諸問題   ２５２－２６７

山田雄司／著

13 能に現われる怨霊   ２６８－２８５

永原順子／著

14 蚊帳と幽霊   ２８６－３０１

常光徹／著

15 西王母と赤松子   ３０４－３２１

杉原たく哉／著

16 阿蘇・高千穂の鬼八伝説   狩猟・野焼きとの関連性   ３２２－３４３

永松敦／著

17 韓国のトケビと日本の「付喪神」   器物の妖怪としての韓国のトケビの性格   ３４４－３６２

金容儀／著

18 明治期の海外邦字新聞および海外関係記事にみる怪異情報序説   ３６６－３８９

湯本豪一／著

19 怪しい獣から「怪獣」へ   ３９０－４１１

齊藤純／著

20 ツェツィーリエ・グラーフ・プファフの『日本妖怪書』をめぐって   著者の活動と同書の評価および関連動向   ４１２－４２９

安松みゆき／著

21 恋愛劇と「大魔神」   泉鏡花「飛剣幻なり」の妖怪像   ４３０－４４８

清水潤／著

22 黎明期の妖怪映画   その隆盛と衰退にかんする一考察   ４５０－４６９

志村三代子／著

23 猫目小僧と妖怪ブーム   一九六八年の『少年キング』と少年的知識   ４７０－４９７

高橋明彦／著

24 学校の異界／妖怪の学校   峰守ひろかず『ほうかご百物語』を中心に   ４９８－５１３

一柳廣孝／著

25 鎌鼬存疑   「カマイタチ現象」真空説の受容と展開   ５１４－５３３

飯倉義之／著

26 女の敵は、アマノジャク   昔話「瓜子織姫」系絵本における妖怪   ５３４－５５８

横山泰子／著

27 郷土玩具と妖怪   妖怪文化の＜伝統の創造＞   ５６０－５８４

香川雅信／著

28 現代の妖怪と名づけ   「かわいい」妖怪たちと暴力をめぐって   ５８５－６０３

安井眞奈美／著

29 妖怪町おこしにおける妖怪文化の創造   広島県三次市を中心に   ６０４－６２２

松村薫子／著